予防歯科について
むし歯の治療は大切ですが、それ以上に重要なのは次に新しくむし歯を作らないことです。予防歯科を大切にすると、自分の歯で楽しく食事のできる状態を長期的に維持することが可能になります。歯周病についても同じです。
また、問題が起きても小さいうちに発見できれば身体的負担や回数、費用も最小限の治療で済みます。早期発見とメンテナンスのための丁寧な検査、クリーニングを定期的に受けることをお勧めしています。
治療の一例
症状のない小さなむし歯の場合、治療回数は1回、保険の範囲で十分な回復が期待できます。それに対し自覚症状が出てからとなると場合によっては6回以上、負担も大きくなってきます。早期発見が本当に大切です。
定期健診を受けている人は統計的にも80歳以上でも歯が多く残っていることがわかっています。逆に痛い時だけ歯科に通う人の場合は80歳で歯がほとんど残っていない割合がはっきり高くなっています。